2010年1月27日水曜日

空知太神社を取材して〜その1

大林まことです。
昨日、幸福実現党黒川白雲政調会長とともに、砂川市の空知太神社に取材に行ってきました。
 
神社近隣にお住まいの方に聞き取りしたところ、神社の敷地が市有地であるという現状を問題視している住民は全然いませんでした。
また、原告の方については、訴訟をするために他の町から引っ越してきたようなものだという感想が聞けました。
 
いろいろと調べた結果によりますと、原告の方は靖国神社に反対している「平和遺族会」や日米安保破棄・米軍基地撤去を求める「平和委員会」の支援を受ける左翼運動の活動家のようです。
1月20日の最高裁判決を受けた原告団は、「信教の自由を守った」と得意げではありました。
 
沖縄の米軍基地移設問題でも感じましたが、地元住民の感覚と、「平和」と名の付く活動をしている方々の感覚には相当のずれがあると思います。
もちろん、その活動を通して地域の平和に貢献して頂ければ良いのですが、今回のケースでは、神社が敷地を追われ移転するか、取り壊されるか、3000万円払って敷地を買い取るか、毎年100万円で借りるか、いずれかにせざるを得なくなり、地域に混乱と憎悪が広がっているようです。
 
一体これのどこが「平和」なのか、「信教の自由」を守ることになるのか、さすがに私も首をかしげざるを得ません。
憲法をイデオロギー的に振りかざして、地域の歴史や文化や宗教が滅ぶ姿が、今後日本中で見られることでしょう。
 
「おかしな世の中になったもんだなあ」とは、取材でお話を聞かせて頂いた、戦中、戦後を生き抜いてきた地元の古老の言です。
 

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